まずはリンク先のレポートをご覧いただきたいと思います。
https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/dx-trend/eid2eo0000002cs5-att/dx-trend-2024.pdf
独立行政法人情報処理推進機構にて作成されたレポート『DX動向2024』になります。
これは日本国内の企業におけるDX取り組み状況をまとめたものになります。
詳細は本書をご覧いただきたいのですが、
要点を列記すると、
・DXを導入する企業は全体において増加している。
・DXを導入している企業は企業の規模に関係なく、収益が向上している。
・DXを導入している企業は大企業に多く、中小企業・個人事業主の導入率が低い。
・DXを導入している企業において、ITに精通している経営者がいる。
・DXを導入していない企業において、DXに対する認識が大きく不足している。
凡そ上記の傾向にあるようです。
本調査結果は統計データであり、日本国内の生産性との相関を確実に言えるものではありませんが、
状況証拠の範疇を超えないものの、DXと生産性に関連性がありそうです。
ここ数日、弊社周辺の中小企業や個人事業主と会話をする機会を頂きましたが、
DXに対する認識・モチベーションが高いとは言えない状況でした。
もちろん、企業様、個人事業主様が悪いと言っているのではありません。
むしろ、産・官・学を通じて、地域の企業様、個人事業主様へDXに関する情報を正確に伝えられていないと考えます。
DXを導入することのメリットは、皆さまが思われているものより、かなり大きいと推察します。
我々は、地域企業様からのご意見を吸い上げつつ、DX普及による生産性向上への道筋を見つけ出してまいります。