今日はいつもとは違う話題で。。。
私は趣味として、音楽活動(吹奏楽、管楽器演奏)を行っています。
楽器は『クラリネット』という、木管楽器です。
吹奏楽ではバンドの主力楽器、オーケストラではハーモニーやソロ楽器としての役割を持っております。
クラリネットだけのオーケストラ(クラリネット・クワイヤー)もございます。
私はクラリネットを高校1年から始め、約35年間続けております。
クラリネットは柔らかで温かみのある音色が特徴で、音域の幅が広く、『人間の声』に近い楽器ともいわれています。
また、クラリネットは音域により大きさの異なるものが数多くあるのも特徴です。
先日、とあるクラリネット・アンサンブルの演奏会に行ってきました。
主旨は「同じメーカーの楽器だけでアンサンブルを行ったらどうなるのか?」
というものでした。
楽器のメーカーそれぞれに特徴があるのですが、
今回、同じメーカーの楽器を揃えることによって、響きの調和が色濃くみられる結果になりました。
ただし、それだけではきれいなアンサンブルが成立するわけではなく、
奏者の息遣いを合わせるとか、歌い方を合わせるとか、色々な作業が入って初めて、美しい響きが生まれるのです。
その一方で奏者それぞれの『個性』を生かすことも大変重要です。
個性がなければ、ハラハラドキドキといった緊張感、緊迫感であったり、個性があるからこその人間らしさを感じられるのです。
そういった意味で、今回の演奏会は聴衆として大変満足のいくものでした。