前回に引き続き、ビジネス改革・事業改革についてのお話しになります。
前回の投稿では、ビジネス改革や事業改革を行うにあたり、
・SE(Systems Engineering)を活用して、従来『暗黙知』で行っていた作業をプロジェクトメンバー間で『正しく』理解・共有し、
・MBSE(Model-Based Systems Engineering)を取り入れることにより、デジタルの力を最大限に活用でき、改革を進捗することができる、
ことをお話ししました。
↓前回のブログ
https://www.ota-develop-eff-proj.net/news/147443.html
では、業務改革を行うために必要な準備作業とは何なのでしょうか?SEを活用するとはどういうことでしょうか?
実はSEやMBSEを支える『3大要素』なるものが世の中には存在しております。

『言語』、『方法』、『ツール』の3つです。
これはスライドに記載の出典文献のほか、SEやMBSEに関連した文献にほぼ必ず記載されております。
メンバー間のコミュニケーションを例にとって考えてみたいと思います。

コミュニケーション(会話)の目的は、メンバー間で情報を共有・理解することです。
メンバー間の情報共有に必要なことは
・言語:何語で話すか? メンバーが理解している言語でないと情報共有できない。
・方法:どのように話すか? ただ言語を適当に並べただけでは情報を意図通りに共有できない。理解齟齬がある。
・ツール:支援手段は? 遠距離で大声を出し合って喋っても、相手に伝わらない。
ですね。
実は、人間の何気ない行動に、SEの考えが備わっているのです。
この何気ない、『暗黙知』で行っている行動を論理的に分析して、誰もが理解できる形に持っていくことがSEなのです。
これを会社組織に当てはめてみましょう。
会社のあるべき姿は『企業理念』ですね。
『企業理念』を達成する、達成し続けるために必要な要素は、
・言語: 社内ルール・就業規則・技術標準・作業標準・組織体系・業務体系など
・方法: 経営方針、部門方針、部署方針など
・ツール: リソース(人、モノ、カネ、情報)
実はSEの3大要素で論じることができるのです。
もちろん、会社・団体といった上位層だけでなく、部署・チームレベルでも同様の考えで論じることができます。
簡単に話していますが、あくまでも『成功』しているプロジェクトや組織での話です。
新規プロジェクトを立ち上げるときや、小さな組織・プロジェクトにおいては、中々手を付けづらいですね。
しかし、SEを活用する効果は必ずあります。続きは後日お話ししますね。
