ここ数日、気温が上がり、関東地方もソメイヨシノの開花もちらほらとみられています。
私は花粉症に悩まされていますが。。。(笑)
さて、ODEP開業のきっかけの第2弾として、『従来の働き方の脱却』について書き記したいと思います。
私は元々自動車メーカーの社員でADASや自動運転の開発に携わってきました。
ADASや自動運転というと、傍から見るとすごく聞こえが良いと思いますが、とにかく『大変』でした。
何が『大変』か?
一つは従来なかった『新しい技術』を生み出すこと。これは誰もが想像できると思います。
もう一つは『新しい技術』を生み出すための『新しいプロセス』を生み出すこと。こちらが見落とされがちなんです。
新しいプロセス、これこそ『従来の働き方の脱却』なんです。
私がADAS開発を行っていた2000年代初頭は、ユーザー様からの印象も悪く(値段が高すぎる)、会社からもお荷物にされていた時期でした。
当時の私はいろんな仕事に就くことが多く、協力企業へ出向し、一見ADAS開発と関係ないような仕事も行いました。
いわゆる『便利屋』みたいなものでした。
決してこれらを悪いと言っているわけでなく、むしろ、今の弊社の運営のベースにもなっています。
ただし、職場・業務を頻繁に変えているうちに精神的負担がたまってしまい、精神疾患に罹ってしまうオチがございましたが(苦笑)
しかし、精神疾患を患ったことで、開発現場の仕事から手を引き、マネジメントの仕事に集中ぜざるを得なくなりました。
私個人、このことが今後の『働き方改革』のきっかけになったのではないかと考えております。